ベトナム国債と社債

    ベトナム債券市場は、株式市場と同様にまだまだ小さい市場です。 現在のところ、その発行規模からいいますと、ベトナムの債券市場は、ほぼイコール国債市場ということになっていますが、 今後ベトナム経済の成長と共に債券市場の拡大、特に流通市場の整備が重要な課題となってくるでしょう。
    一般に、新興国では、金利が高いため、ベトナム国債や社債も、近いうちに海外の投資家にとって、 より魅力的な投資対象になることは間違いないでしょうから、いまのうちから、ベトナムの債券市場について勉強していきましょう。

    ベトナムの債券市場概要

    債券市場は、国債、地方債、社債に大別されます。ベトナムにおいては、国債の発行主体は、財務省とベトナム開発銀行( VDB: Vietnam Development Bank )になります。地方債は 2008 年現在では、ハノイ市、ホーチミン市、ドンナイ省の3地方自治体の発行実績があるようです。

    社債については、従前は、国営企業による発行が中心でしたが、最近になって株式会社による社債発行も行われるようになりました。

     

     

    発行体

    発行残高 (Bil. VND)

    1

    State Treasury

    87,700

    2

    VDB

    34,300

    3

    Municipalities

    13,000

    4

    Corporates

    21,160


    (出典:サコムバンク証券)

     

    図 2 : 2007 年 12 月 31 日現在の発行残高の発行体別割合


    (出典:サコムバンク証券)

     

    図 3 : 2001 ‐ 2007 年の債券発行残高推移


    (出典:サコムバンク証券)

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